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中小企業診断士プロリンクKS独立開業に向けて

中小企業診断士で近い将来独立開業準備中の企業内診断士です。現在奮闘中。

HPを移行します。現在工事中。新しいHPはhttp://www.keieigiken.comです。 専用メルアドは、prolinks-ks@keieigiken.comとなります。よろしくお願い致します。

久々に更新です

本当に申し訳ありません。2022年8月に更新をサボっているとお叱りのご意見が入っておりました。
本業が上手くいっていないのでは無いかとのご心配も頂きました。
ここまでの歩みをダイジェスト版で。。
1.2020年4月に開業した美容室はお陰様で順調です。21年には小規模事業者持続化補助金の第5回目にチャレンジして、診断士としてのメンツにかけて(大げさですね)、経営計画を提出して採択されました。 EC販売とPB商品の開発、再構築枠も採択されてコロナ対策の空調設備の増強も行いました。

2.美容室の運営は厳しいです。コンサルタントは自分の資金で事業を運営するわけでは無いので、とかく絵に描いた餅を提案しがちです。 私が、美容室の運営をする目的は、もちろん娘の美容師としての理想の施術の場を作ることでもありましたが、以下のチャレンジもありました。
①SWOTを十分分析して、市場調査もおこない、市場開拓と新しいビジネスモデルが構築すること。
②コンサルタントとしての事業を軸に、サービス業に製造業のノウハウを活かした工程管理体系を確立すること。
でした。例えば、店舗設計はIEの手法をつかい、TPSの七つのムダを洗い出して行きました。具体例で言うなら、作業動線は最短にする、機械化を行い手待ちのムダを排除する、標準化と教育訓練を行い、作業のタクトタイムを揃えることで完全予約制を導入して待ち時間を0にするなどです。
美容室は私がCEOですからアイデアを実践する場としては最適です。

3.2022年12月に第7回の再構築補助金の採択を受けました。これは、美容室の美容師の確保が難しく、子育て世代の美容師さんを企業内保育で獲得すること、当美容室のテーマでもあります託児付美容室の評判がよくて、家内が保育士として頑張ってくれておりますが、限界が見えて来たこと、来店客の情報から近隣で保育所待機幼児が多数みえること。以上から、美容室の隣地に空きがあるのでここを小規模保育所として活用する事で、働く女性の支援をさらに充実させようというビジネスです。
美容室とのシナジーも得られます。
独立保育所ですから投下資金は高額になります。幸いにも第6回から再構築条件の緩和が行われ、当社も付加価値の減少額でなんとか条件が入りましたので、5月くらいから準備して採択を受けました。

4.日刊工業新聞社殿から依頼されておりました単著が2年越しで2022年4月にようやく発刊できました。
利益が出せる生産統制力」と言うタイトルです。
これは、自動車部品メーカーの取締役本社工場長をさせて頂いておりますが、ルールを決めて、守らせる。これがいつの間にか崩れる。またルールを作るの繰り返しが見られます。これはどこの企業さんでも苦しんでいることで、結局何が問題かというと、何故ルールを作って守らなければ成らないかが理解されていないからだと思います。
「統制」と句を提案したときに、出版社の企画会議できつい表現だと言われました。しかし、従業員にむち打つような統制ではなく、ベクトル合わせの意味として統制を使いたかったと言うことです。
単著も4冊目となりました。
診断士の資格を取ったときに、目標は2冊でしたので達成した事になります。ただ、表現力が未熟なので旨く伝わらないもどかしさがいつも残ります。
毎日朝2時に起きて部品メーカーは常勤ですので、出社前の4時間と土日全て費やして2年間の苦行(笑)で、書いている最中はもうこれで最後にしようと思いながらするのですが、終わってしばらくするとまた、アイデアが出て、編集長からのお誘いに乗ってしまう自分がいます(笑)。

5.亀山市に本社を置くトヨタ自動車系列のTier2の取締役とその子会社の取締役を兼務して、生産管理を改善してきました。
この12年間で毎日不良が発生して選別作業が多発していたのですが、最近はほぼ0に成りました。全て私の功績ではないです。しかし、方向性は示してきました。時には社長から「絶対に失敗するぞ」と叱責を受けても説得して実行してきました。
やっぱり、自走力は大切です。指示されないと動けない組織は弱い。
サッカーワールドカップが我が国は良いところまで行きましたね。ドーハの悲劇からすると凄い躍進です。
組織は、野球型→サッカー型にするのが私の持論です。学生時代にスポーツはバスケットボールでした。サッカー型のスポーツです。
定型フォーマットから状況に応じて変形しながら目的はゴール回数を増やし、ディフェンスする事ですが、一度コートに入ると監督から指示は飛んで来ません。チームメイトの視線や動きで先を読む必要があります。それと同じかなと思います。この話題はまた掘り下げたいと思います。

6.当該社では、この3年間で、シナジー効果を活かして電気自動車用の新規事業を進めて来ました。
ルーマニアやドイツまで現地監査を行い品質を徹底しましたが、やはり日本の製造業はレベルが格段に高いと再認識しました。 一方でそこまで必要かという場面にも遭遇しました。
また、世界的なコロナ禍で材料供給ができずフォースマジュール宣言が海外メーカーから通達されても日本の顧客は受け入れません。
これには困りました。ウエットなビジネスが日本の特質ですが、こういうときには身動きが取れない状況に自らを追いやる事も認識しました。
ただ、これらの案件は今後大化けしそうで楽しみです。私は、昔取った杵柄で、開発製品の特許取得も行い、昨年末にようやく日本と中国で取得できました。
中小企業が技術を守る為には知財は必要です。
自動車メーカーからは一中小企業が単独出願したことで、呼び出されてかなりお叱りを受けましたが、イヤイヤそんな事では屈しませんね。
アイデアを考えたものが特許出願人なのですから。正論で論破しました。そうしたら、特許を取得して(その当時は取得できるか微妙な製法特許ですから自身はなかったんですが)からもサプライヤーとしての義務は果たすことの念書を提出して落としどころとしました。

7.当該社の新製品の開発で、垂直統合をすることが必要と認識しています。ところが技術的なノウハウがない。そこで、M&Aをしました。
私が、主幹となって、社長と二人三脚で、昨年9月1日付けで全株を取得して完全子会社にしました。
その企業の監査役として入り、生産管理の再構築と、新マーケットへの展開をしております。

8.本業(笑)のコンサルタントは、美容室と部品メーカーで十分実践しておりますが、他に2社様へ行っております。
1社は、工場の生産管理の構築が終了して、昨年末から本社を対象に実行中です。最終的に全社のDX化を行います。
もう1社は、新商品開発のため、ものづくり補助金を取ってもらいました。私は時間が取れないため、診断士仲間にお願いして原稿は書いて頂き、私は全体の整合性と、特許取得を行いました。
昨年初めに採択されて、昨年末に事業の完了を見ました。ヤレヤレです。

ざっと走り書きですが、こうしてみると、色々手を出しております。
これから再構築補助金の資金申請を1月末までに提出しなければなりません。
毎日が朝2時起きで書いています。相変わらずの状態ですがやりがいはあります。

執筆中は、全力ですのでなかなかブログの更新も進めれないのですが、これから反省して書かせて頂きます。

まずはお詫びと叱咤激励に対して御礼申し上げます。



ものつくり補助金採択されました

お久しぶりとなります。
早朝から(株)セキデンの取締役として出勤するまでの間に執筆活動をしております。
世界中のコロナ渦と電子部品の枯渇で自動車業界は生産が逼迫しておりますので、私の職責としてもかなり厳しい状況です。
日々一瞬たりとも気が抜けない状況にあります。 次々と地球の裏側からもフォースマジュールなどの連絡が入りますので、情報を整理して調達や生産管理部門への指示を出さなくてはなりません。
株取引のディーラーみたいな状況です。

その中で絞り込んではいますが、顧問先2社様とは長いお付き合いをさせていただいております。
月一の訪問で懸案事項を打ち合わせ、その間にリモートでご相談や対策を協議しております。

1社様とは半年前からものつくり補助金(以下もの補助)を申請して新規事業開拓を行おうとしておりました。
経営方針を決めて、もの補助採択に向けての申請準備を行います。 かなりの工数ですので当方のコネクションから専門家にお願いしてその部分を担当してもらいました。
ところがこれに2回落選。 最近競争率が高いことと、国に予算が無くなってきていることも原因ですが、アピールポイントもやや不足だろうと言う分析です。
そこで特許を出すことにしました。
新規売り込み時の牽制にもアピールにも使えますが、製法特許はノウハウの流出にも繋がるため出し方難しいです。

これは人任せに出来ないため、自分で書くことにしました。 経営者に再度焦点を絞ってヒアリング(といってもリモートとクラウド経由のデータ授受)で、行い、なんとか特許出願までこぎ着けました。
審査請求は取り敢えず未請求で1年半後に行います。


これが効を奏したのか3回目で採択されました。ほっとしました。
中央会への資金申請手続も大切ですが、これはセキデンで数回経験しておりますので要領は随分慣れました。

もの補助は、資金面でも助かりますが、それよりも経営のモチベーションアップに繋がります。

是非お勧めします。
ではまた。

執筆再開です

日刊工業新聞社殿から依頼の「利益の出る生産統制力」(仮題)をコロナ渦で中断しておりましたが、再開することにしました。
これは 「トコトンやさしい生産技術」「トコトンやさしい工程管理」の第三弾です。

統制力とは編集会議でかなり議論があったらしく、言葉がキツいとのご指摘でした。
私的には、現在の工程管理で大切なのは、標準化(ルールを決める)→ルールを守るですが、その守ると言うことがどうもノウハウ不足のように思えます。

今時の生産工程従事者に根性で!なんて通用しません。
では、どうしたらよいのか、その気付きをいただけるよう頑張ってなるべく早く仕上げるように誠意努力中です。
書いている最中に、要素をご紹介できればしていきます。
では、
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