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中小企業診断士プロリンクKS独立開業に向けて

中小企業診断士で近い将来独立開業準備中の企業内診断士です。現在奮闘中。

2015年10月

HPを移行します。現在工事中。新しいHPはhttp://www.keieigiken.comです。 専用メルアドは、prolinks-ks@keieigiken.comとなります。よろしくお願い致します。

クライアント希望社との面接15.10.12

おはようございます。 
中日金さん、中部経済産業局、中部産業連盟主催の企業合同面接に参加しました。

半日有給を頂いて、参加しました。参加企業数は32社。参加コンサル会社は二十数社(ほとんど個人事業主だと思います)と記憶しています。あらかじめ、参加企業の概要を頂いていて、参加希望企業を申し込むという手順です。私は、診断士と繊維製品品質管理士の資格を持っていますので、クリーニング業と警備会社の2社さんをお願いしました。2社とも、人事管理や工程管理でお悩みのようですが、実は私が選んだ理由は、当日当該社長様にも申し上げましたが、①製造業の知見を生かせること②希望コンサル回数が月1~2程度と言うことです。 前者は言うまでもなく、私の専門分野ですから、いろいろアイデアが出せると思います。 
 
後者は現社に軸足を置いてこれから更に改善を進めて行きたいと思っていますので、メインクライアントにご迷惑をおかけするわけにはいかないですので、毎日来社希望というような会社様は選択肢から外しました。

しかし、もっと本当に2社様に申し込んだ理由は、コンサル回数が月1程度と言うことは、そんなにコンサルに初歩から手ほどきを受けようなどとはお考えじゃあないって事です。 

つまり、既に結論はお持ちであとはどうしていくかと言うことを整理したいのだと推測しました。

私たちのようなコンサルは、社長様に代わって当該企業の舵取りをしてはいけないのです。それはあくまで船長の仕事。私たちは、水先案内人みたいな者です。別の言い方をするなら、医者ですね。私はよくその例えを使います。

病気になったとき、自分の体を治す意志はご自分で持たないと治る者も治りません。 そして、医者と患者が信頼関係にないと治療方針が決まらないのです。

そう言うたとえ話でご説明したら、うまい事言うなあって関心されちゃいましたが、本心です。

具体的には、病巣を特定する支援をして、治療方針を相談の上決定します。処方箋を示せないコンサルは藪医者ですからね。

病巣だけ(つまり、当該企業の欠点ばかり)をあげつらうコンサルが居ますが、こういうコンサルに当たると、治る者も治りませんね(笑)

経営者自身が、気づきをもって、自信を持って治療を受けることが必要です。

そのために、お聞きしました。実行面で支えてくれる右腕はいますか?

作ろうとしているのですが、定着しないとの回答。そこが問題なのでは? 自分でも分かっているのですが。。。
と言ったことです。 ご自分もどこが痛いのか分かっているのですね。自分体ですから。

しかし、生活習慣が直せないのと同じですね。そこで、コンサルの出番と言うことです。まずは体重を落としましょう。なのか。お酒を止めましょうなのか。運動をしましょうなのか。処方箋を出すと同時にその根源となっている生活習慣を直していかないと対策の歯止めが効かないため、再発してしまいます。

仕組みをつまり、体質を変えていく努力も必要なんですね。

とにかく、最後に2社の社長様には申し上げました。 気の合いそうなコンサルを選んでください。信頼できそうな医者を選ぶべきです。どれだけ、凄腕でも、なんとなく気が合わないようではつらい治療になってしまいますよと。

そのうち、結果が来るでしょうけど、私にとっては、その日に初めてお会いして名刺交換した企業様に、関与できるのか。つまり、私の評価がどう受け止められたのか、関心が有ります。

不採用でも当該企業様には30分のお時間を頂いて意見交換ができたって事は、貴重な体験をさせていただきました。感謝致します。

では、また。

法人化の手続き続編です15.10.3

 おはようございます。 

ずいぶんアップをサボってしまいました。 何しろスケジュールが過密でした。すこしやり過ぎた感が有りますが、これも仕事ですから。
本ブログのタイトルに有りますように、独立開業に向けてです。 同じように独立に向けてご準備をされて居る方の参考になればと思って最近は書いております。
 最初は、50歳の時に決心して、大手企業の経営層に居ながら、中小企業診断士の資格試験に挑戦する中で、自分の決心を逆戻りさせないための歯止めとしてのブログの立ち上げでした。
 きっかけは、某診断士の先生が勉強過程をブログにしてみえて、それが結構励ましになりました。それで私も日記をつける感覚でやってみようと思いました。
 受験勉強を50歳過ぎて実行していくのはつらい作業です。IN-PUT作業に頭がついていけないことが多くありました。慣れなんでしょうけどね。学校の先生が痴呆症にかかる事が有るって聞きますが、先生って若い頃と異なって、OUT-PUT作業が主になっていることが原因だとの不確かな情報もあります。引き出しは使わないと開かなくなりますね。これと同じ現象らしいです。
 若い人に交じって勉強することの刺激はすばらしい体験です。会社の肩書き関係なく、教えて教えられてって良いことずくめですね。 それはさておき、55歳でやっとこさっと、資格を取って、経産省に登録して免許を頂きました。士業は実は車の運転と同じで、ここからが本当は大変なんです。免許を取って安全運転できるかはセンスも必要ですね。 士業でござるでクライアントがわんさか来るって間違っても思ってはいけないです。

 何事もマーケティングが必要ですし、ドメインが大切です。誰に何をどのように売るのかはマーケの基本ですね。そのマーケを自分の生存領域にミートさせる作業が必要なんです。

これができない人は、サラリーマンでも成功しませんし、ましてや、独立して企業家になるのは大変だと思います。サラリーマンは、チームワークも有りますので、誰かが、補完してくれる可能性が有りますが、独立したらそんな甘えは許されないです。

自分のマーケを設定し、ドメインを設定して、トライをしておく必要が有ります。よく、独立後3年間は飯が食えないと言います。それは、飛行機に例えると、離陸前のランディングの長さにもよると思いますし、持っているエンジン性能にも飛行士の腕にも寄ります。 滑走路はある程度長くないと、エンジン全開、失速の恐怖を戦いながら、離陸となります。

サラリーマンを辞めてとか辞めないといけない事情があれば仕方ないですし、思い切って早く独立したい思いも有るでしょうが、私は、特にそう言う事情はなかったので、滑走路はたっぷり使うことにしました。

エンジンに負担を掛けない方法で離陸する事にしましたが、そうはいっても、エンジンに負担を掛けることには違い有りません。 特に、ポジションを与えられて、責任をもって仕事をしていると、なかなか独立準備時間が取れないことに焦燥感が出てきますね。

それでも5年計画を立てて、その間にやっておくことはほぼ完了しました。単著も目標の2冊は達成し、その他大手出版社のシリーズ物に連載もさせていただき、生産管理学会などにも参加させていただいて、研究発表をさせていただきました。経営コンサルとしてのそろそろTAKE-OFFできる速度まで来たように思います。

それで定年を機に、現在の会社を退職して、独立開業を行う準備をしてきました。誤解の無いように申し上げますが、決して本業を疎かにしたつもりはありません。そのため、ペイロードが増えて、エンジンが無理を重ねて来ましたけどね。

この5年間、睡眠時間と休日のほとんどはそれに費やして、家内には申し訳なく思っていますが、応援してくれています。家族も気を遣ってくれて居ますしね。会社も理解をしていただいて、(5年前に入社条件としてその点は申し上げて双方納得の上ですが)業務に支障の無いように配慮して続けることができました。

現在、法人登録は済んで、税務署、市役所、県税事務所、社会保険庁には届けを提出しました。

この10月末をもって現社を退社し、私の法人との契約に切り替えて頂く予定です。
その上で、現社の現在の職務を解任していただき、新たな職務を担当することになっています。

 現在の会社には良いところもたくさんあって、魅力的な会社ですが、同族系のそして、大手の下請けのよくあるパターンに陥っています。

これを数年前から、入社時からご指摘させていただいて、提案した内容が「じゃあ、君がやれ」って言われて、実行してきましたが、これ以上その部署を担当すると、組織で動けない会社を変えたいと思っていることが、自分がそうしていることになってしまいます。

ある程度規模が大きくなると、組織力を整えないと、いつか失速してしまいます。中国のような新興国が先進国になるためには、中進国のワナを脱しないといけません。それは前にも書いたので省略しますが、それと同じで何もかも人を中心に行っていけるのはある規模までです。
 
そこからは、組織で実行することを学ばないといけませんが、それがいままではそれできたんだから、これかもそれでいけるはずだと思いがちです。

これからはそこを改善していく業務を担当したいと思っています。社長には、そのための考え方をまとめて先週末にお渡ししました。SWOT分析などコンサル的な内容を入れて提案しています。「役員勉強会をしないといけないな」と仰って頂いた事で少しはお役に立つかもと思っています。

今月は、11月末に開催される標準化研究学会の台湾大会に2テーマ研究発表を行う為に今月中に論文を仕上げること。11月末締め切りの品質管理の月刊誌の特集として40ページを書くこと。 7月に書き終えた「生産技術」の単行本の編集者からの修整指示を行う事。来年7月に校了予定の「工程管理」の単行本の執筆を始めること。2年間シリーズの「機械技術誌」の担当が6項目有って、これを遅くとも1月末までに仕上げる必要が有ること。ーーー とメジロ押しです。

現社とは別にクライアントの要請が2社頂いておりますが、これは受け持つと相当な負担になりますので、面接頂いて双方納得すれば、お引き受けしたいと思っています。中途半端ではご迷惑をおかけしてしまいますのでね。

いろいろ愚痴も交えて書いてしまいましたが、最後に、社会保険についてですが、法人化しましたので、私の会社で社会保険に入らないといけません。

私と家内と母が役員です。従業員は給与計算がめんどくさいので、みんな役員にしてしまいました。合同会社にしたのも、株式会社だと、経理手続きが面倒なので、昔の有限会社と同じ仕組みの合同会社にしました。これは有限会社が無限責任を負うのとことなり、全て有限責任です。役員報酬も出資比率に関係なくいつでも変更できます。財務諸表の官報記載も無くてもOKです。 その他は全て株式会社と同じ法人格を持ちます。従って、たとえば、○○○○@××××.co.jpと言う法人しか使えないドメインが使えます。現在は個人でも取得できる.comですが、コンサル業という怪しい業界で法人格にするメリットはあると判断しています。

合同会社は、取締役会は有りませんから、代表取締役とは名乗れません。全て社員となり、代表社員と法的には呼びますが、名刺に代表社員は値打ちがないですね(笑) 定款に代表社員は社長と呼称するって書きました。これで、名刺には社長と記載できます。

プロリンクスKS経営技研合同会社 社長と名乗れます。 これはお勧めですよ。 CEOにしようかと思いましたが、国際的な仕事をするつもりはないので、止めました。(笑)

会社設立は、やってみれば簡単です。税理士や弁護士や行政書士の先生が手数料を取って設立代行をしていますが、パソコンさえ使えることができれば、合同会社なら6万円の費用で立ち上げられます。
会社の印鑑もネットで数千円で作れますしね。 それよりもTAKE-OFF後が大変ですね。

本当の意味での独立開業かと言われれば、そうでもないかも知れませんが、一応、サラリーマンには別れを告げて、合同会社社長として、11月からスタートします。

5年後には娘が美容師として独立開業する予定ですので、ここで株式会社に変更して、出資を募って美容業も行う予定です。

実は、長男は2級整備士資格を持っています。最近、介護士の資格を取って、介護タクシー会社をするつもりだと家内にこっそり打ち明けています。介護タクシー会社は整備士資格が必要ですから、彼にぴったりの会社ですね。

娘も美容室へ来たくてもこれられないお年寄りを介護タクシーで迎えたい夢を持っているようで、ちょうどかみ合っています。実は彼らが子供の時にそんなことを話したんですが、それを覚えて居たようです。

うまくいけるようにこれからの5年間が私たち家族にとってのチャレンジの期間になるようです。

因みに娘は美容師になって3年目。コンテストの全国大会に入賞して、今年はそのコンテストの予選の講師に招かれています。真夜中まで毎日練習しています。その二日後には今度は自分のカットコンテストの選手としての参加があります。ウ~ン、ずいぶんがんばっていますけど、若いときはがんばれると思います。20代はガムシャラに頑張れるときです。私も夜学で6年間睡眠時間4時間でやったときのことを思い出しています。

それがその後の人生にずいぶん影響を与えてきました。ご同輩の方々、独立開業に向けて頑張りましょうね。

かなりサボっている間に世の中ずいぶん変化しています。毎日アップとは行かないと思いますが。つれづれに書かせて頂きますのでこれからも宜しくお願いいたします。

なお、現在のドメインのwww.keieigiken.comと共に、www.keieigiken.co.jpも併設します。

名刺を作り直さないとね。 では。また。

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