こんにちは。

まあ、随分サボったものです。年末近くまで、トコトンやさしい生産技術の本の仕上げと、併行して、トコトンやさしい七つ道具の執筆があって、実弟の急死などいろいろありました。
 そして、10月末で5年間お世話になったセキデンを退職し、契約して工場長を拝命してと、、60歳を過ぎていろいろありすぎの厄年でした。年末にやっとお伊勢さんに、厄払いに行きました。(笑)

 現在、メインの顧問先というより、実質定年延長で工場長を務めている(株)セキデンは毎朝自宅(つまり私の会社)を6時半には出発して、帰宅(つまり私の会社に帰社)するのは午後8時過ぎとなります。
 つまり、サラリーマン生活と全く変わらない事になってしまっています。(笑)

 しかし、意識は少し変わりました。サラリーマンは時間で縛られる事を本望として(語弊がありますかね)、その中で職制に組み込まれて、組織人として活動して所属企業の利益に貢献するって事です。

 私の場合は、私の会社の利益のために、メインクライアントであるセキデンの利益が出せないと、契約している意味がないわけです。
 時間めいっぱいいたからって評価してくれません。それよりも、如何にセキデンの利益につながるかを模索する事です。

 前にも書きましたが、固定費の圧縮は急務です。まずは出血を止めないと、そして、その原因となる生活習慣病の体質を変えないと、いずれ、勘定足りて銭足らずってアキナイの格言がありますが、そのようになりかねません。
 これに気づいている人も社内に何人か知っています。しかし、なかなか行動には出せないのですね。そこで私のような者が、切り込み隊長になるしかないって訳です。それがコンサルの役目です。

 別のクライアントは30人規模の製造業で、一次面接で、結構面白い考え方をされて、目線が遠くにあることで私好みでした。
 目線の近い経営者は、足下ばかり見て、鳥瞰してみると、あっちにフラフラこっちにフラフラとなってしまいますから。
 昨年から月一回のペースで毎回2-3時間話し合ってきました。いろいろ構想はお持ちですが、詰まるところ、私なりの結論は、人的資源の枯渇です。これは現在の中小企業が大なり小なり持っている悩みですが、特に厳しい状況です。
 ここも、当面足下を固めないと、将来に向けた目線を遠くにもって行くことは難しいなと感じてそのように申し上げました。
 技術はお有りです。そのややニッチな技術を頼ってくる、お客様を逃がしています。
 人的資源を固定費をどのように使い切るか、不足を補い、ムダを切るかですね。
 
 こういう事態には、私自身、前職が繊維業界で、斜陽産業にいて、リストラを何度かしてきて、ジレンマに苦しんだ経験があります。
 固定費の圧縮は言うのは簡単です。しかし、固定費の大半は、働く社員だったり、手塩に掛けてきた設備だったり。切るに切れないのです。

 自社のコアコンピタンスは何かをしっかり見つめる勇気がいります。ムダは何か。捨てるのか。繊維大手のK紡がリストラ策を誤って、結局は破綻しました。
 当時業界でも、再建策が発表されて、驚いた覚えがあります。私でさえ、成立しないなと直感したものです。
繊維を再建の柱の一つにするって策は、繊維に働く私から見ても、無謀でした。おそらく、発祥の事業を捨て去る事に経営がためらったって事でしょうが。

 経営者は、決断をしなければなりません。そのつらい作業の選択にきちんと選択肢を提供できることが必要です。 
 自分で、経営するようになって、それが、よく分かってきました。経営コンサルをするなら、自分で会社を持つことです。
 この半年、会社を興して実感しています。つらい決断をする経営者に、的確な判断を下していただく事が大切なのですね。
 
 閑話休題
 
 税務対策は頭が痛いです。それで、なんとか、良い顧問税理士はと探しました。 良い先生に巡り会いました。
税理士と言えば、財布の中を全てお見せすることになります。 気の合う先生でないと、なかなか本音を言えないものですが、本当に偶然というか幸いにもお見えになりました。その先生は、自宅まで来ていただいて、私の雰囲気もつかんでいただいて、夕食などもご一緒してこれから末永くおつきあいをお願いすることになりました。

 ある程度、経営相談もお願いできますし、社労士の資格もお持ちで、ワンストップサービスが可能です。
これはいいですね。
 経営コンサルが経営相談って冗談っぽいですが、ブレーンとなる人財は必要だと言うことです。

 弁護士の先生もなんとか見つけました。 現在は、随時ですが、近いうちに顧問契約をお願いすることで、了承を得ています。この先生も良い人です。 法律の専門家もブレーンに必要です。
 人柄も重要ですね。

私も見習わないとね。

では。 

今日は、これから、機械技術誌の5月号のシリーズものの執筆に係ります。6月号も私の担当となります。
 トコトンやさしい工程管理の本の執筆は未だ手つかずですが、7月には上げないといけません。

今年も楽しくも苦しい毎日となります。