おはようございます。
「不良低減」というタイトルの書籍を、生まれて初めて主筆させていただき(当時師事している先生から書くように言われて本当にびっくりしましたが)、そのご縁で、セミナー講師をさせていただいております。
それから約8年間経ちました。当方も、それから勉強することが多く、このセミナーを年1回行うたびに約20名ほど参加いただけるのですが、本は次回大改訂までほぼ変更できないのですが、セミナー内容はかなり変更しました。
特に追加したのは、自工程完結についての補足説明です。

自工程完結は豊田佐吉翁まで遡るルーツを持っている、不良を作り続けない仕組みのことですが、それプラスJIT(ジャストインタイム)がTPS(トヨタ生産方式)の二本柱。
その心は、無駄の徹底的な排除です。
七つの無駄は以前に説明差し上げました。
不良は無駄の最たるものですから、かなり工程管理の上位概念となります。

工程管理を説明すると、必ず、なぜ工程管理をする必要があるのかからはじめますが、それはQCDを後工程に保証しなければならないからです。

最近、巷を賑わせているQの問題。 データ偽装は、その最たるもの。D(納期)を間に合わせるために、Qをねつ造しましたでは、QCDが守れません。
そのために、取り替え費用の発生や、社会的信用を失うなど、品質コストが増大してしまい、結局Cもダメ。

不良を作り続けない取り組みは、無駄の排除の基本的な要素をすべてカバーして成立します。
ところが、品質管理部門は、とにかく品質を厳しくすればいいだろう、つまり、生産者危険(慌て者のショウイチさん=第一種の誤りと覚えました)を冒してしまうことが多い。
消費者危険を避けたいために、厳しくすればいいとはなりません。

工程内での対策をしなければならないことと、その測定方法(サンプリングが正しく行われ、母集団が正しく捕まえる)ことが必要です。

以上を6時間で説明するためには、なぜ必要かから始まって、ばらつきの概念も教えて、対策もとなります。
本来は数日掛けてじっくり説明したいのですが、とにかく頑張ります。

では。