こんにちは。


毎回、アップをサボって申し訳ありませんと、お断りから入ってしまう状態です。

先回は、熊本震災への義援金の寄付なんか乗せてしまって、少額で偉そうなこと書いて、偽善ぶってお恥ずかしくて、早く次の話題を入れなくてはと思っていたんですけどね。

因みに、その後の続けては居りますが。(_ _)

タイトルにありますように、1年がかりで進めてきました「トコトンやさしいシリーズ」の最新刊を依頼されておりましたが、やっと、原稿をWORDで、図解ページをPOWERPOINTでお渡しできました。
本当に便利な世の中になったと実感します。 原稿をそのまま送付できるんですから。

一昔の執筆者は、手書きで書いていたんですから、その何倍も手間暇が掛かっていたはずです。

寿命が延びているし、生産性が向上しているので、いろいろなことができる時代になったと言うことですね。

私のような生き方も、決して珍しくないと思います。 若い頃に、電卓もなかった時代に、こういう生き方を決心しても実現もおぼつかなかったですが、いまは、選択枝が沢山できるようになりました。

昨月で満61歳となり、厚生年金が頂ける年まで残り1年を切りました。 個人年金は既にいただいて居りますが、これは、若いときからの貯金の取り崩しです。

しかし、公的年金となると、感慨深い物があります。 やはり、年を感じてしまいますね。若いときには、年金をもらう年になるなんて、果てしなく未来の話で実感がなかったですが、あっという間に来てしまいました。

残りの人生を数える年になったって言うことです。しかし、まだまだ、悪あがきをしたいと思っています。

お陰様で、プロリンクスKS経営技研合同会社の第一期が8月31日でめでたく締めることができました。
これも、ひとえに皆様のお陰様です。

今期も、変わらぬごひいきの程をお願い申し上げます。

前置きが長くなってしまいましたが、昨年発行の「トコトンやさしい生産技術」は、お陰様で好調とのこと。
月刊販売部数は、大旨200冊に届くか届かぬか程度なら、まずまずと言ったところと編集者様から言われて居りました。

今回の執筆の最終打ち合わせを、日刊工業新聞社殿に出向いて行ったときに、100部の中頃でまあまあと言うところだそうです。

アマゾンの口コミには、具体的にもっと書け!って書いてあってちょっとショックを受けたんですが、最初に原稿を出したときには、少々難しいとの表現もいただいて居り、そういうところだろうと思います。

とことんやさしい・・・って口では簡単なんですが、実は難しい。難解に書くことの方が楽と言えば楽。

つまり、分かる人には分かるって書き方ですけど、独りよがりって同義語。

会社の部下からも、全くの初学者ですが、文章中のQC用語も分からないので、一々調べないといけないって、指摘を受けました。

図解を入れても、150ページ。文章量はそう多くは取れません。しかもA5版ですから。

本を書くときには、会社でも、書類を作成するときには、読み手を想像して書けって言われます。

本は、企画書に誰々をターゲットにしてと明記するんですが、その人達以外も読むんですから、余計難しい。

初学者ターゲットに完全に合わせると、物足りないって事にもなりかねませんし。

ただ、生産技術の執筆時に気をつけたのは、生産技術や製造技術の羅列では、つまらない本になるって確信はありました。

例えば、料理だって、生産技術が必要です。 どんな人に喜んでもらうおうかとターゲットを決めて、ねらいの品質を決めます。

食べてもらう時刻、つまり、納期を定めて、段取りを決めて、材料の買い出しから、工程設計をして、工程管理をして、生産して、食べて頂く、つまり、市場評価を得ることになります。

そこで、レシピの解説をして見せても、役に立たないっておもいます。

知りたいのは、ねらいの品質の決め方と、それを食べてもらう人にキチンと届ける為の、知恵の出しどころをどうするかです。

そこを丁寧に解説したつもりです。

今後仕上げた「トコトンやさしい工程管理」も、同様の切口です。

長文になりますが、編集者に最後にお届けした、解説を転記しますので御覧願います。 画像にしましたので添付画像で御覧願います。

では。また
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