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中小企業診断士プロリンクKS独立開業に向けて

中小企業診断士で近い将来独立開業準備中の企業内診断士です。現在奮闘中。

コンサル

HPを移行します。現在工事中。新しいHPはhttp://www.keieigiken.comです。 専用メルアドは、prolinks-ks@keieigiken.comとなります。よろしくお願い致します。

顧問先の開拓

おはようございます。
 
 私は、現在、プロリンクスKS経営技研合同会社を設立し、(株)セキデンと委託契約を結んで本社工場長職を行っています。サラリーマンではありませんが、社員並みの生活をしています。

 しかし、それ以外の顧問先は自由にとれる契約になっています。ただし、セキデンの職責は行うことが契約に謳われて(自分で起案しましたが)いるので、定席はセキデンです。

 それ以外に顧問先を2件もっています。警備会社とロープ製造会社です。後者は、未だ、お試し期間中ですが。

いろいろな会社とおつきあいしないと、セキデンのためにもならないと思っています。

 とは言っても、セキデンもまだまだ問題と解決すべき多くの事項を抱えています。

なんとかしないといけないのですが、最大の問題点は、固定費の回収と人的資源の育成です。その仕組みがありません。

本来は、経営層特に経営トップの補佐役の仕事なのですが、その機能が明確ではなく、社長が孤軍奮闘状態です。お体を心配するくらいですが、よく見る中小企業の経営パターンです。

ここにいわゆる「ダーウィンの谷」って言う企業が乗り越えないといけない深~い谷があるのですね。ここに落ちたらもしくは超えられなくて、成長が止まる企業が多いって言われています。

 ロープ製造会社は開発テーマの模索です。そこで、社長さんの頭の中を整理して優先順位をつけました。その中に技術的に解決するかという論点があって、ふと思いついたのが、前社でお世話になった薬品メーカーさんです。早速電話して意見をお聞きしましたところ、快く、資料を送ってくださいました。ありがとうございました。
 持つべきものは人財と人脈です。どちらかというとそういうのは下手な部類に入ると思っていましたが、以外に作っていたんですね。一番最初の会社を辞めて30年たちますが、先日も30年ぶりに電話して訪ねると伝えたら快よいご返事をいただきました。年賀状の交換だけでしたのに。

 今、いろんな過去仕事でお世話になった方と再度おつきあいが始まっています。私にとって、うれしいことです。
その社長さんと電話していたら、前社で数日前に訪問したら、二人に方から私の話題になっていて、その翌日に私からの電話でびっくりしたとのこと。

縁は異なものですね。

皆さんも一期一会と言いますが、出会いと別れは大切にしましょう。必ずどこかでまた再会することになりますよ。

ではまた。

経営コンビニへの登録

インターネット法人営業支援  株式会社ワンズマインド 経営コンビニ・比較ビズ 法人営業サービス部から私のHP見たとの連絡が入り、登録初期費用4万円を免除するから登録しないかとの勧誘です。
迷いました。
 まず、うまく行ってクライアントが取れたとして迷惑を掛けずに指導時間帯が取れるかと言う問題。
次に、どうしても平日と言うことも多いと思いますが、一々会社を休んでいられませんので代行して頂ける方を探せるか。 最後に一番心配なのはそこが宣伝するようなクライアントが取れるかです。
月額13000円の登録維持費が掛かります。
 我が家に太陽光発電を乗せて約1年になります。現在順調に稼いで居ます(^∀^)が、約5年以上前に検討したときにはこのようなシステムを使いました。当方の費用はタダです。条件の合いそうな各社から見積もりや説明資料が沢山送られてきました。結構良い会社が多かったですね。おそらくその会社はそう言ったサイトへの登録費用を支払って居たんでしょうね。その当時は、検討しましたが採算に乗らないことが私なりのシミュレーションを掛けて分かりましたので、残念ながら契約には至りませんでした。
各社さんありがとうございました。
 そのときのクライアント側の経験が生きました。問い合わせは入るが契約までにはなかなか至らないと言うことと理解しています。でも結局、お誘いに乗ることにしました。理由は、
1.私の経歴や売りが通用するのか確認したい。
2.平日は診断士の勉強仲間が助けてくれることになりました。条件を話し合って合意しました。その方なら十分私の代わりに交渉や場合によっては代行をお願いできる実力がお有りな事は、勉強中によく分かっています。
3. この11月に発刊される私の執筆した書籍の売り込みを図りたい事が一番の動機です。
ですから、最低でもこの書籍を使ったセミナーが開催できれば目的は達成します。
クライアントが着けばそれは幸いです。
「幸運の女神は前髪しかないって」格言が私を色んな場面で動かしています。
 最初の女神は工業高校2年の時でした。写真部の部長をしていたんですが、その顧問の先生が進路指導担当で、色々お世話に成りました。思い切って大学に行きたいと申し上げたんです。
高校2年とも成れば、アルバイトなどで社会経験もして段々社会の仕組みが分かってきます。学歴がある程度必要であることはすぐ分かりました。私にはエンジニアに成りたいという希望が有りました。
そのため手っ取り早く工業高校を選択したのですが、入ってみて世の中には技術職と技能職が有ることが分かりました。工業高校で技術職、つまり私が望むエンジニアの道が幸運が必要だと言うことが分かりました。先生の推薦は働きながら大学に行く道でした。そのための会社選びをして頂き、狙う大学もこの地方の私学では結構レベルが高いところを選びました。勿論夜学が設定されていなければ成りませんが。
 条件は17時の定時までキチンと働いてそれから夜学に通う。夜学は毎日2時限で21時まであります。
土曜日も実験が有りますし、研究課題もでますので会社に迷惑を掛けずにいけるか自身が有りません。
目指すエンジニアは大抵夜討ち朝駆けの毎日と成るでしょう。それで、大学は入社して1年後に入学することにして、会社に交渉して頂きました。そのときの決断は非常に思いものでしたが、ここで決断しないと、チャンスは二度と訪れないだろう事も分かっていました。
結果的に入社もして、1年間仕事しながら受験勉強をして合格し、6年掛かりましたが無事卒業出来ました。会社は入社時の経緯とその後の実習などの実績を評価していただいたのか、高卒でも9月の配属は大卒を同じ扱いで技術職でした。最初は、生産技術開発課で冷間鍛造の金型設計です。電気科の出身の私には泣きたいくらいの難題でした。しかも受験勉強もありますが、とにかく鍛造の勉強もしなければ成りません。寝る間もなかったですね。大学の合格通知を貰って4月から入学となるその前には、トヨタカンバンシステム導入プロジェクトに入りました。1ヶ月間でカンバンシステム化しなければ成りません。これまた、実際にトヨタの実務者の指導を受けて現場をドンドン変更していきます。
これは大変でした。通えない工場でしたので社宅に泊まり込んで、実際に動いているラインを変更していきます。治具など自分で設計して自分で作らないと間に合いません。慣れないフライスや溶接を駆使して行いました。これは今も自分の財産です。こんな経験は今では出来ないでしょうね。入って1年も経たない高卒が毎日稼いで居るラインの大変更を任されるんです。失敗も多かったですが、会社自体がそんな事言っている状態じゃあないので、とにかくイケイケでやっていきました。
 長々と申し上げましたが、私にとって幸運の女神の前髪は高校2年の時、進路指導担当の先生にホンネを打ち明け、とうてい不可能と思えることに挑戦しようと決心した瞬間に掴んだことです。
不思議と逡巡はしなかったように覚えています。若かったんでしょうかね。(⌒∇⌒) 
その会社を辞めてT紡績に入ろうと決めたときや、そのT紡績で総括責任者を上司から伝えられ受けたこと。55歳からの人生設計をし、そのT紡績を辞めて診断士とて生きようと辞める50歳の時に決めたこと。資格を取って辞めて今があること。全てそのときに女神の前髪を躊躇わずに掴んだことなんでしょうか。
 今回も1年間の会費総額は15万円くらいになります。自分への投資と思って決めました。私の会社の説明資料やセールスポイントを掲載する資料を自力で作成するためこの2か月は忙しかったです。
 でも自分で決めたこと。ナントカ乗り切りました。いまそのサイトに掲載されて10日間立ちます。
まだ、クライアントからのコンタクトはないですが、このサイトには私のHPやここの紹介もしていますし、コラム掲載欄があります。ここにせっせと掲載をして貰うつもりです。中身がないと掲載して貰えませんが、腕磨きとして挑戦します。何事も前向きにチャレンジですからね。

私にはもう一つ座右の銘みたいなものが有ります。ナポレオンヒルの「思考は現実化する」です。
これは追々紹介致します。簡単に言うから〜だったらいいなぁではなく、〜するで生きることですね。
旅行に行きたいなでは実現しません。旅行がホントにしたければ旅行をするとしなければ成りません。
でもそれだけのことなんです。そのためにお金を貯める、計画を練るって具体化しますよね。
 そう言う人生を歩むようにしてきたつもりです。自分に甘いと思っていますし、タレレバも有りますね。でも、うしろは振り返らず、前に向かって成りたいことを具体化しましょうか。

 

本の執筆と専門家登録

昨年末にS大教授のS先生から大手出版社の製造業ノウハウシリーズ本の全面改定が打ち出され、その中の1冊を任されました。7月に校了してヤレヤレと思ったのもつかの間。
日本生産管理学会 広島全国大会でのテーマ発表を指示され 8月中旬から論文投稿と発表原稿作りで9月9日までの 間忙しい日々となりました。
それも無事に終わり、今は企業掲載サイトから登録のオファーを頂いたので載ることにしました。
三重県地方の製造業をメインとするコンサルは少ないそうで色々と掲載条件を緩和する提案を頂きましたので、少し迷いましたが、「運命の女神は前髪しかない」っていう格言?で実行に移すことにしました。
ただ、現在は企業内診断士ですので終末しか活動できません。そこで、同期生にお願いしてウィークデイでの活動を補助して頂くことにしました。幸い快諾頂けたので活動条件を決めて掲載サイトへ登録しました。
三重県の産業支援センターにも専門家登録していますが、登録時の面接でも三重県は製造業をメインとするコンサルが少ないと言われました。登録している方々を見ると製造業も範疇に入れて見える方が多いのですが、どうもどちらの担当者も製造業の実務者経験のコンサルが居ないと言いたいようです。
 私の経験を振り返ってみても、大手企業の製造業を36年間経験させて貰いましたので、企業経営から外注指導や品質管理、製品開発やデミング賞やISOなど経験と実務上で色々と創意工夫を実行できるチャンスに恵まれました。
リストラの指揮も執らされましたので、企業再生はどのようにするのかも苦しいリストラの中で実行指揮官として本社の専門家のサポートを受けて行ってきました。これはなかなか得られない経験です。
大企業に所属していると、教育が充実しています。昇格昇等時や定期的に研修をガンガンやられましたし、QC手法などは何度も教育されました。外部機関にも行かされ知識補充は恵まれています。
例えばRSTトレーナー資格は、製造部長の時代に上司の命令で大阪の中災防の研修施設に1週間缶詰で受けました。こういう実務直結の教育は大手企業ならではですね。
 でも、診断士として大手企業を出てコンサルになるかというと、大手企業の高収入が邪魔をするようです。なにしろ大手管理職の年収まで独立開業したコンサルが稼ぐには並大抵ではありませんね。
また、大手企業で専門家として固定されていると知識が偏りすぎてしまいます。
 私はその点ラッキーでした。T紡績の1工場を任されましたので、経営から人事労務、製造、品質、外注管理、安全管理、客先対応まで全てこなさなければ成りません。これは当時大変でしたが、今になってみると この実務経験は貴重です。担当者はどうやらそこを買って頂いたようですね。
人間苦労は勝手でもしておくものですね。 (´▽`)

太陽光発電半年間の実績

太陽光発電半年間の実績をまとめます。
ピクチャ 6
データが欠損していますが、大まか左の群は冬場。次は梅雨時。右は真夏ですね。
消費電力は暖かくなると劇的に落ちていきます。暖房を電気に振っていましたのでね。
梅雨時は発電量は高い日と低い日が交互に出ています。一方夏場になると高い日が連続してきますね。
ここで分かることは、夏場が以外に伸びないのですね。これは日照時間は有っても私の家の屋根は完全南面のため、朝晩は却って日陰になるためです。メーカーの三菱電気に問い合わせると、夏場は発電パネルの温度上昇で効率が30% ダウンするそうです。
我が家のパネルも6.4KWのパネルに対して4.4KWの最大発電量に落ちてしまいました。
3月-7月までの平均発電量は24.26KW/日、買電量は29.18KW/日でした。その結果、電気料金は平均9789円/月、売電料金は19289円/月で、灯油ボイラーが平均12000円/月掛かっていましたがこれが0円になって、太陽光発電ローン(10年)が24000円/月ですから、差し引き2500円/月の赤字となっています。
これからの灯油の値上がりが必至ですし、グラフから見ると8月はかなり良さそうですし、今後9-12月までは平均値以上が見込めるとすると、イーブン以上にはなりそうです。
子供達も就職して後数年で私も第4の就職(自営100%)になりますと、日中は誰も家にいなくなります。(家内も仕事に連れ出しますので)さらに売電額は増えることになるでしょう。
でも我が家の効率の良い単結晶パネルは相当の曇り空でも発電していますし、イニシャルコストは既に報告しましたが、40万/KWで条件的には多分良い部類だと思います。我が家でイーブンなら結構元を引いていない家が多いと思われます。
ただ、我が家では、10年でローンが終了するため以降は、毎月約12000円(売電単価が下がる)残る計算になります。
もし、さらに10年間維持できたとしたら、1,440,000円貯金できることになるわけで、途中でパワコンの入れ替えが500,000円掛かっても940,000円貯金できる非常に良い投資でしょうね。2,500,000円の元手で15年間の寿命と少なく見積もっても同じことを投資信託しても470,000円の利子は付かないですからね。(⌒-⌒)
お国のお役に立って、家計も助かって、しかも老後に貯金もできる良いシステムですね。
因みに、南面の大屋根に太陽光パネルを目一杯載せたお陰で、屋根が焼けなくなって今年は家の中が涼しいです。例年は3階には日中から夜半までとてもエアコン無しで居られないのが、今年はエアコンはとうとう付けませんでした。2階も数回程度です。この効果もバカには出来ないですね。
次回の報告は年内に致します。もしご質問があればどうぞご遠慮なくしてください。

今年前半の実績です。その1

ご無沙汰しております。ずいぶんアップをサボっていました。
昨年11月に個人事業主届けを提出し、名古屋商工会議所正会員に成れました。
活動らしき物は殆どまだしていません。
2月に新入会員歓迎会を兼ねて名刺交換会が催され、そこで幾人かお知り合いに成れました。
これは大変ありがたい制度でしたね。特に税理士を目指す若手のD氏はその後もお付き合いをお願いしています。若い人は良いですね。元気を貰っています。私も若い頃税理士試験に挑戦した経験がありますので結構試験の苦労話で盛り上がりますね。
S女学院大学のS教授の下で、月一回の勉強会に参加させて頂いて早1年が経ちました。
その間、生産管理学会の支部会にも参加させて頂いて、1時間お時間を頂いて発表もさせて頂きました。貴重な経験でした。生産管理学会はいろんな分野の先生が参加されていますので、お話をお聞かせ頂くだけでも大変勉強になります。
今年初めに、S教授から日本規格協会から執筆依頼を受けて生産現場の改善シリーズの大改訂をされると言うことで、そのお手伝いもさせて頂きました。シリーズの内1冊の改訂を任せて頂き、この半年はその執筆とプレッシャーで余裕がありませんでした。7月に終稿してホッとしたところです。
S教授も実務者出身ですが、改訂執筆には実務者を当てるよう盛んに言われています。三現主義で言うと現場で汗を流している実務者がノウハウを伝授すべきとのことでしょうが、実は実務者にも悩みがあります。
セオリーとの整合性をどうとるかですね。実務経験上現場でセオリーを振り回しても相手に響かないことは承知しています。セオリーをぐっとこらえてその方向に如何に誘導していくかがコンサルの腕の見せ所ですが、私のような立場で企業内診断士でいるとある程度の職権を貰っています。一方コンサルは職権なんて有りません。この違いは大きいと思っています。
 実はお世話になっているS社は入社2年目です。T紡績の生産統括部長職を辞めてS社に移ったのは面談、工場見学をさせて頂いて非常に興味深いと思ったことと、社長も含めて幹部が気がつかれていない欠点が1時間ほどのヒアリング(本来は私の面接ですけど)と工場を見せて頂いて分かりました。
私のコンサルとしての実力を推し量るためには絶好のフィールドだと思ったからです。社長のお人柄に惚れたことも主因ですが、私の力で何とかもっと良い会社に出来そうだと、逆にこのまま放っておくと危ないじゃないかと思ったからです。
 さて、入社して社内事情がよく分かるようになりました。社員になれば外部コンサルトと異なり圧倒的な情報量が貰えますね。 その結果はと言うと、80%は当初の見立て通りでした。T紡績で外注指導は職責上多く経験してきましたので、自信は有りましたが自分の見立てが正しかったことが正直申しまして大きな収穫でした。 内部に入って、啓蒙・組織改革と行きたいところですが、いままでこれで良しとしてきた人たちに(一部の人は実習中に一通り現場を回って憂いて居るのがよく分かりましたが少数派です)、どうやって分からせるかは自分の実績をまず作らないと話になりません。
品質保証Gサブグループリーダーの立場ですからまずそこで実績を上げて、ペーパードライバーでないことを示さないと誰も言うことを聞いてくれません。これに半年掛かりました。
その間、組織改革案を提出し、外注政策の見直しも提案しました。当然企業内診断士ですから、無責任は提案は出来ません。私がその責任者になって率先垂範指導を行ってきました。その詳細はまたアップするとして、その経験も踏まえると生産現場の改善シリーズの執筆に際して、セオリー主体で構成された場合、想定読者からどのような扱いを受けるかは肌身で感じますね。一方、セオリーよりも実践重視となると今度は読者層を相当絞ってターゲットしないと響かないと思います。この辺りのさじ加減が難しいと思います。言いたいことは山ほど有りますし、データも潤沢に取れます。それを誰にでも使えるように普遍的な形に当てはめていくと今度は取っつきにくい人たちが出てくる。実は分かって欲しいのはその取っつきにくい人たちなんですね。セオリー本を読んで理解できる人は、どんな本でも良いんですよ。それより何回言っても理解しない、しようとしない人に分からせるにはどうするか。
原稿を書いてみて、社内で教育に使用してみるしかないと思い、年間教育計画に組み込んでやってみました。分かりにくそうなところは加筆訂正を行いましたが、そこで実感したのはどんなノウハウ本でも補足説明(セミナー)などが必要だと言うことです。
 私も経験があります。20代の頃、毎日残業6-8時間、連夜午前様の開発設計をしていて、ふと思ったのはこの努力は会社の利益になるのかと言うことでした。そこで簿記の本を買ってきて読んだんですがチンプンカンプン。そこで日曜日は何とか開けられるので日曜開講の簿記学校に通いました。
目から鱗が落ちるように分かりましたし、2級取得まで6ヶ月間で終了しました。その後始めて購入した簿記の本を見て何でこんなことが分からなかったのかと不思議に思った物です。
 多分私の本もセミナーなどの補足が必要なんでしょうね。いま、名古屋商工会議所のご担当にはその旨を説明して、協力を求めています。セミナー代は要らないんです。教科書として本代を頂ければ説明したいからと登録しました。そのような場面で使う事も考慮して執筆方法も工夫したつもりですし、会社で教育資料として使った結果はまずまずでしたので、私的には結構行けると思っているんですけどね。(^∀^)
先月、会社の取引先を増やそうと企画を挙げました。この会社をテコに現在のある製品群のSCMを再構築するつもりです。ところが某調査会社のレポートを見ると財務内容が酷すぎます。
技術者として高く評価するこの会社の力がどうしても必要なのです。そこで、その社長には正直に懸念事項を申し上げ、決算書類の閲覧を申し出ました。快諾頂いたので、早速過去3年分の決算書類を確認すると債務超過が明白でしたが、短借が社長などからの借入が殆どで債権放棄をすれば債務超過が無くなることや、リスケの可能性も十分あり、管轄の税理士と相談すれば今期は十分言い内容となると判断しました。でも、何故こんな状態で放っておくのでしょうかね。新規顧客の心証が非常に悪いはずなのに。社長も分かって貰えたらしく、今期は黒字化できるようで取引の仮承認も会社から貰えました。
当該新規取引先への評価は私がしているので責任重大です。最終決定までに四半期の財務諸表の確認はしておきます。 前述にご紹介したD氏によると税理士事務所は財務諸表と決算書をまとめるのが仕事と割り切っているところが多くて、問題意識を持っているそうです。私も過去に審査した企業もそんなところが結構見受けられ、リスケもままならないと言うことを見ています。先輩診断士が居る信金が一肌脱いで監査してと言うことにも経験させて頂きました。
勉強仲間に税理士がいましたが、彼からは同じ悩みを打ち明けられています。決算書しかまとめられない税理士では。。。と言っていました。死に至るかも知れない病巣がそこにあるのに放置する医者になりたくないと言っていましたね。全く同感です。諸先輩方に勉強させた貰いながら役に立つ診断士を目指します。(*´∇`*)

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