おはようございます
昨日は(株)セキデンにて全社会議がありました。本社工場として経営層に報告するのですが、管理会計の仕組みが今ひとつうまくいきません。
以前にも書きましたが、税務署への納税額を計算するのが(そればかりでは無いですが。ステークホルダーへの利益の循環も大切です)、財務諸表ですし、財務会計です。
それとは別に、企業内の管理ツールとして管理会計があります。
この概念は、税理士試験を取ると、財務諸表論と言う必須科目で丁寧に勉強できます。
管理会計は財務会計によらなくても良いのですが、ダブルスタンダードを取ると面倒なので勘定科目はそのまま使うことが多いです。 少々異なることが多いようです。
税理士は財務会計、中小企業診断士は管理会計がメインです。試験内容もそれに沿っています。
当方税理士試験から中小企業診断士へ移ったときに、この落差に迷いました。
元々数字に弱いと言うこともありますけどね。(^▽^)
当社も8月末で第2期を終えました。お陰様で多少の利益が残りましたので、税金も少々ですがお納めできます。
本題ですが、管理会計を使って、何をするかというと、どうやって利益を出すかを探ることです。
これも以前に書きましたが、企業において、利益活動で大切なのは固定費の回収です。
貸借対照表の右辺は資本調達構造です。負債は他人資本の構成、資本の部は自己資本の構成を示します。
左辺は、その資本調達した投下資本の変換後姿を現します。
それらがキチンと仕事をしているかが大切です。
左辺は流動資産と固定資産に大別できます。 前者は換金性の程度を表します。在庫は資産ですが、換金性は低いです。 また、売掛金はどうなんでしょうね。一応流動資産ですが。
固定資産はほぼ換金性はありません。これらは、その資産の有効期間に案分して費用となって行きます。
つまりその期間の稼いでいただく必要があるって事です。
稼がない資産は不良資産となります。
従って、固定資産は少なく持って多く稼ぐが正しい。
商売する場合は土地と建物を購入して始めるのは下策と言われるのはそのためです。
それら固定資産も費用に換算されて、売り上げから費用を引いた残りが利益となります。
費用は変動費用と固定費用に分かれます。
前述した固定資産の期間配分は固定費です。
その他労務費も固定費に区分します。(一応としておきます)
一例を言うと、個人タクシーを始めた場合、タクシーを買いますがこれは固定資産と同時に固定費用です。
給料もそうです。一方客を乗せて売り上げを上げるときに発生するのはガソリン代などでこれは変動費です。
長々書くと辛いので、まとめると、どれが変動費で固定費かを区分して、なんとか変動費化することと、早く固定費の回収をする事が企業の活動の最重要ポイントです。
固定費を回収してしまえば後は変動費を除いてすべて利益ですからね。
ところが固定費と変動費の区分は固変分解と言いますが、これが結構難しいし、管理会計になれていない企業はこの区分がされていないと言うか、管理会計の担当者すらいなくて、区分に膨大な労力が掛かってしまう事が多いです。
簡易法を使って、ザックリ出して、とにかく何をすれば固定費の回収を早期に可能となるか、変動費は圧縮できないか、固定費は変動費化できないかを探ります。
これが一番手っ取り早い利益計画となります。
話が戻りますが、当社も結構固定費が重いです。コンサルなんて身軽だと思うでしょうが、書籍の購入やら必要経費は結構固定費ですしね。
セキデンでも固定費の重さは実感しています。報告はその点を行うのですが、なかなか要領を得なくて。
力不足を実感しておりますが、助っ人が強力なので、いろいろ調査をお願いしております。
少しずつひもとけてきました。
これからも頑張りますか。
第3期に入りましたがこれからもよろしくお願いいたします。
そうそう、感謝と言えば「トコトンやさしい生産技術」の本を一昨年日刊工業新聞社殿から単著で出していただきました。
初めて本の表紙に自分の名前が載った記念すべき本です。
これが、先月出版社から4000部を売り切りそうで、追加の増刷をしますとの連絡が有りました。
大変うれしい限りです。何しろ師事している先生から「そんな物売れない」って言われていたんですから。
先週学会でお会いしましたので報告をしましたらビックリされていました。
先生には企画を頂き単著も許可いただき、先生の本も参考にさせていただきましたので大変なご恩があります。
本当に感謝しております。売れないていわれのは励ましだと思っていましたし。
気を抜くんじゃ無いよってね。
自分の書いたつたない本を4000人以上の人が読んでいただける。苦労が吹っ飛びますね。
一番の感謝事項でした。
今日はこれで。
昨日は(株)セキデンにて全社会議がありました。本社工場として経営層に報告するのですが、管理会計の仕組みが今ひとつうまくいきません。
以前にも書きましたが、税務署への納税額を計算するのが(そればかりでは無いですが。ステークホルダーへの利益の循環も大切です)、財務諸表ですし、財務会計です。
それとは別に、企業内の管理ツールとして管理会計があります。
この概念は、税理士試験を取ると、財務諸表論と言う必須科目で丁寧に勉強できます。
管理会計は財務会計によらなくても良いのですが、ダブルスタンダードを取ると面倒なので勘定科目はそのまま使うことが多いです。 少々異なることが多いようです。
税理士は財務会計、中小企業診断士は管理会計がメインです。試験内容もそれに沿っています。
当方税理士試験から中小企業診断士へ移ったときに、この落差に迷いました。
元々数字に弱いと言うこともありますけどね。(^▽^)
当社も8月末で第2期を終えました。お陰様で多少の利益が残りましたので、税金も少々ですがお納めできます。
本題ですが、管理会計を使って、何をするかというと、どうやって利益を出すかを探ることです。
これも以前に書きましたが、企業において、利益活動で大切なのは固定費の回収です。
貸借対照表の右辺は資本調達構造です。負債は他人資本の構成、資本の部は自己資本の構成を示します。
左辺は、その資本調達した投下資本の変換後姿を現します。
それらがキチンと仕事をしているかが大切です。
左辺は流動資産と固定資産に大別できます。 前者は換金性の程度を表します。在庫は資産ですが、換金性は低いです。 また、売掛金はどうなんでしょうね。一応流動資産ですが。
固定資産はほぼ換金性はありません。これらは、その資産の有効期間に案分して費用となって行きます。
つまりその期間の稼いでいただく必要があるって事です。
稼がない資産は不良資産となります。
従って、固定資産は少なく持って多く稼ぐが正しい。
商売する場合は土地と建物を購入して始めるのは下策と言われるのはそのためです。
それら固定資産も費用に換算されて、売り上げから費用を引いた残りが利益となります。
費用は変動費用と固定費用に分かれます。
前述した固定資産の期間配分は固定費です。
その他労務費も固定費に区分します。(一応としておきます)
一例を言うと、個人タクシーを始めた場合、タクシーを買いますがこれは固定資産と同時に固定費用です。
給料もそうです。一方客を乗せて売り上げを上げるときに発生するのはガソリン代などでこれは変動費です。
長々書くと辛いので、まとめると、どれが変動費で固定費かを区分して、なんとか変動費化することと、早く固定費の回収をする事が企業の活動の最重要ポイントです。
固定費を回収してしまえば後は変動費を除いてすべて利益ですからね。
ところが固定費と変動費の区分は固変分解と言いますが、これが結構難しいし、管理会計になれていない企業はこの区分がされていないと言うか、管理会計の担当者すらいなくて、区分に膨大な労力が掛かってしまう事が多いです。
簡易法を使って、ザックリ出して、とにかく何をすれば固定費の回収を早期に可能となるか、変動費は圧縮できないか、固定費は変動費化できないかを探ります。
これが一番手っ取り早い利益計画となります。
話が戻りますが、当社も結構固定費が重いです。コンサルなんて身軽だと思うでしょうが、書籍の購入やら必要経費は結構固定費ですしね。
セキデンでも固定費の重さは実感しています。報告はその点を行うのですが、なかなか要領を得なくて。
力不足を実感しておりますが、助っ人が強力なので、いろいろ調査をお願いしております。
少しずつひもとけてきました。
これからも頑張りますか。
第3期に入りましたがこれからもよろしくお願いいたします。
そうそう、感謝と言えば「トコトンやさしい生産技術」の本を一昨年日刊工業新聞社殿から単著で出していただきました。
初めて本の表紙に自分の名前が載った記念すべき本です。
これが、先月出版社から4000部を売り切りそうで、追加の増刷をしますとの連絡が有りました。
大変うれしい限りです。何しろ師事している先生から「そんな物売れない」って言われていたんですから。
先週学会でお会いしましたので報告をしましたらビックリされていました。
先生には企画を頂き単著も許可いただき、先生の本も参考にさせていただきましたので大変なご恩があります。
本当に感謝しております。売れないていわれのは励ましだと思っていましたし。
気を抜くんじゃ無いよってね。
自分の書いたつたない本を4000人以上の人が読んでいただける。苦労が吹っ飛びますね。
一番の感謝事項でした。
今日はこれで。